2022年2月18日号

この半世紀を追った拙著『浪曲は蘇る 玉川福太郎と伝統話芸の栄枯盛衰』(原書房)ができるまで。〈芸人本書く派列伝〉の番外編の後半である。 当初の目論見では仮題『福太郎亡き後の玉川』で、弟子の奈々福・太福姉弟を共著者として立てるという予定であったが、見事に外れた。原書房にお伺いを立てたら、では杉江さんの単著で、という予想外の回答があったところまでが前回であった。その続き。以下はすべて敬称略である。 単著で浪曲界について書く、というのはまったく想定外だった。だって、門外漢だから。その時点で頭の中に浪曲史の年表なんか入ってないのだ。しかし企画が通ったのなら仕方ない。やるべきである。せっかくの機会だからもったいないというのもあるが、それ以上に浪曲の本を出したいという気持ちが大きくなっていた。これだけおもしろい世界があり、個性的な芸人がたくさんいるのに、浪曲について公の場で語られることはほとんどない。・・・・・・・・・・

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