出稽古日記 第55回

「柏崎克彦師範宅でプーチンのワインを飲んだ話」柏崎克彦師範。レジェンド、などと言うと軽い。まさに「伝説の」寝技名手である。 幻のモスクワ五輪代表でもある。そうご紹介すると、いつも「幻の金メダリストなんだがなぁ」と苦笑いされる。モスクワ大会時の1980年は柔道家人生でもっとも充実した状態にあり、絶対の自信がおありだったのだろう。どこが伝説と言って、柏崎師範は練習環境が、柔道界の常識からすれば強豪高校柔道部よりも貧弱であった。赴任先は、強くない柔道部員が5~6人の公立高校だった。しかも強豪大学は、日頃出稽古に行ける距離にはない。これがどんなに絶望的なことか。柔道は、猛者がうようよいる柔道部で、毎日3時間とか乱取りを繰り返して体調管理し試合に臨むのが通常だ。そんな環境にありながら、柏崎師範は体重別で日本一のレベルになってから、10年近く強化指定選手であり続けた。そこで計画を組み、雨の日・・・・・・・・・・

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