最終回 「サウダージ」

 さよならはだいたい突然である。 水道橋博士が参議院選挙出馬表明した直後から、廃刊はあるだろうなとぼんやりと考えていた。選挙活動については、多忙もあって一度も顔を出さなかった。 拙著『維新漂流 中田宏は何を見たのか』を書いたとき、多くの政治家(屋)を取材している。 人はいい方向にも悪い方向にも変節する。特に権力に近づくとそうだ。政治の世界では、長期的な果実を得るために、短期的に自分の信念と矛盾ある方向に進むこともある。墜ちているのか、雌伏のときなのかは外からはうかがい知ることができない。説明できない時期もあるだろう。そのため彼ら、彼女たちの評価は難しい。 とはいえ、ぼくなりの基準はある。政治家なのか、政治屋なのか、である。 政治家は雨風に叩かれながらも細い塀の上を歩いて、最終的に選挙民の利益││国会議員ならば国益に結びつけるものだ。彼らの武器は、行動の伴った言葉である。 一方、&ldquo・・・・・・・・・・

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