「みんなパパの悪口言い出すんじゃないかしら」

これは談志が亡くなった直後、おかみさんが言ったセリフです。本人の確信犯的な振る舞いがあったので、致し方ない部分があるとはいえ、談志は弟子から見ても言いたいことを言い尽くして、やりたいことをやり尽くして、カットアウトするかのようにこの世を去って行った人でした。75歳でこの世を去りましたが、密度としては通常の人の二倍以上はあったはずです。150歳以上分生き抜いたはずです(もっとも最晩年まで未練に縛られ続けてはいましたが)。だからこそ誤解上等で、理解できない奴はバカだと蛇蝎のごとく嫌い続け、また一度でも自分に歯向かおうとした人間は骨の髄にまで刻み、持ち前の記憶力の中に永久的に保存し続けました。近著「作家と談志」(中公文庫)の中で、伊集院静さんが明言していましたが、「人間にとって一番大切なのは記憶力だ」とのことでしたが、記憶力は人間活動のすべてにおけるデータベースです。そんなビッグデータから感受さ・・・・・・・・・・

続きをお読みいただくには「会員登録」と「購読申込」が必要です。

毎月500円(税込)で読み放題+電子書籍版でまとめて読める

読み放題+電子書籍で購読

1記事100円(税込)で気になる記事だけ購読記事を単品で購入する

サービスの概要を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。
購入した記事は購読一覧で確認できます。