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勝ち組男子になるには「子どもっぽさ」が必要!? 『ビッグ』

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 名優トム・ハンクスの出世作と言っても過言ではない大ヒット作品『ビッグ』。「早く大人になりたい」と願った12歳の少年が翌日30歳のオトナに成長していた!というハートフルコメディーです。コナンの逆で、「体はオトナ頭脳はコドモ」状態の少年が主人公の本作には、勝ち組男子になるための秘訣がいっぱい詰まっていました。

 コンピューター・ゲームが大好きな12歳の少年、ジョッシュ。彼はカーニバルの日に意中の女の子にカッコイイところを見せるため、ジェットコースターに挑戦しようとしますが、身長が低いため乗れず......落ち込んだジョッシュでしたが、突如「ゾルダー」という占いマシーンを発見。彼はゾルダーにコインを入れ「ビッグになりたい」と願いました。翌朝、ジョッシュが目を覚ますと、なんと30歳のオトナに変身していたのです。彼は親友のビリーに事情を話し、「ゾルダー」の行方がわかるまでニューヨークに滞在することに。そして求人広告で見つけたマクミランという玩具の会社で働くようになります。

 最初は「コンピューターが好き」という理由だけでコンピューター技師として就職したジョッシュ。休日におもちゃ屋さんで遊んでいると、社長のマクミランにばったり会い、そこでおもちゃのアイデアを話すと、たちまち昇格。そしてキャリアウーマンのスーザンからも興味を持たれます。重役のポールはそんなジョッシュに嫉妬。この人間模様、まさに「勝ち組男子」(ジョッシュ)と「負け組男子」(ポール)の差を感じます。ジョッシュは純粋で素直で、会議でも自分の意見をちゃんと主張します。しかし嫌味な部分は一切感じられません。一方、ポールは会議でプレゼンした自分の企画に鋭いメスを入れられ苛つき、新しいアイデアを受け入れることができません。ポールと関係を持っていたスーザンがジョッシュに惹かれていくのも、女性から見てすごく共感できます。

 本作は恋愛面でも仕事面でも「勝ち組男子」になれる秘訣がたくさん。これは将来付き合う人に観せたい作品。

(文/トキエス)

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