もやもやレビュー

『僕だけがいない街』を観て、"今"を大切にしたくなった。

『僕だけがいない街』 3月19日(土)に公開です。

 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『バタフライ・エフェクト』など、傑作が多いなぁと感じるのが、主人公が時空を超える系作品。そんな中でも邦画史上最高傑作との呼び声高い作品が3月19日に公開されます。「このマンガがすごい!」3年連続ランクイン、著名人や文化人、書店員など様々な人から絶賛されている三部けいさんの同名コミックを実写映画化した『僕だけがいない街』です。

 売れない漫画家の藤沼悟(藤原竜也)が、リバイバルという時間が巻き戻る不思議な現象に巻き込まれ、事件を解決していくストーリー。しかも、リバイバル中になにかしらの違和感に気付かないと、無限ループにはまり、何度も同じ時間に巻き戻ってしまうのです。

 ある日、何者かに母親を殺されてしまったことがキッカケで、18年前にリバイバルしてしまう悟。小学校のころに起きた連続誘拐殺人事件と、母親を殺害した犯人が同一人物だと確信した悟は、10歳の身体のまま事件の謎に迫っていきます。

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藤原さんの少年時代を演じるのは、TVドラマ『わたしを離さないで』でも注目されている中川翼くん。同じくTVドラマ『わたしを離さないで』に出演した、鈴木莉央ちゃんも重要な役柄で登場しています。

 リバイバル中にどう行動したかによって、未来が少しずつ変わっていく本作。悟の「あのとき、もっとこうしていれば......!!」という後悔の姿を観ていると、"今"の行動がとても大切に思えてきます。ついつい怠けてしまったり、やる気スイッチがまったく入らないという人が観ると、今すぐ行動を起こさねば!という気になれるかもしれません。

 主演は、『デスノート』や『藁の盾』『インシテミル』をはじめとした作品で、様々な命がけゲームに巻き込まれてきた藤原竜也さん。今回の藤原さんもスリル満点! ぜひ注目してほしいです!

(文/トキエス)

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『僕だけがいない街』
3月19日(土)より全国ロードショー

監督:平川雄一朗
出演:藤原竜也、有村架純、石田ゆり子、杉本哲太、及川光博 ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画

公式HP:http://wwws.warnerbros.co.jp/bokumachi/
(c)2016 映画「僕だけがいない街」製作委員会

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